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雨の日に嬉しいサービスとは?雨でもなぜか来店したくなるお店の秘訣

梅雨の時期は、雨が多く客足も遠のきがちに。しかし、雨の日こそサービスに力を入れると、他店に差をつけて来店数を増やすチャンスです。

そこで、雨の日に来店したいお店やお客様が嬉しくなるサービスの実例をあげてご紹介します。梅雨の時期の来店数を減らすことなく、「雨に来てよかった!また訪れたい!」と思ってもらえるサービスを提供して来店数を増やしましょう。


目次[非表示]

  1. 1.雨の日でも来店したいお店と避けられるお店の違いは?
  2. 2.雨の日のターゲットの行動から、来店したくなるお店を考える
  3. 3.雨の日だけの特別なサービスを提供する
    1. 3.1.雨の日のおもてなしに「タオルサービス」
    2. 3.2.限定セットやメニュー、割引で「雨の日だけ」の特別感を演出
  4. 4.「雨の日マニュアル」作成で、お客様の満足度アップにつなげる
    1. 4.1.1)店内の準備
    2. 4.2.2)スタッフの対応
    3. 4.3.3)雨の日サービスの告知
  5. 5.アイデアの参考に!雨の日サービスの実施例をご紹介
    1. 5.1.商業施設の「雨の日サービス」
    2. 5.2.百貨店の「雨の日サービス」
    3. 5.3.「雨の日サービス」飲食店の実施例
  6. 6.まとめ:雨の日こそ特別感を演出して、お客様が嬉しいサービスを提供するチャンス!


雨の日でも来店したいお店と避けられるお店の違いは?

まず、雨の日に訪れたくなるお店を、お客様目線で考えてみましょう。

雨の日に外出する場合、あなたはどのようなお店に来店したいでしょうか。

「駐車場からお店が近い」「駅ナカで濡れずにすむ」「雨の日サービスがある」「屋内で楽しめる」「キッズスペースがある」などがあげられます。

お客様目線で考えると、数多く浮かぶはずです。

一方、どのようなお店は避けてしまうでしょうか。

「駐車場からお店まで遠い」「お店に着くまでに雨に濡れる可能性がある」「屋外の施設」「店内が濡れていて滑りやすい」「傘立てがない」などがあげられます。

立地の問題は対応が難しいですが、お店でできるサービスも数多くあります。

一度お店のスタッフ全体で考えてみるといいでしょう。

スタッフを巻き込み、案を出してもらえばお客様へのサービスが高まるきっかけにもなります。


雨の日のターゲットの行動から、来店したくなるお店を考える

雨の日に来店したくなるお店作りをする際には、ターゲットの行動を具体的に考えてみましょう。

一つの例として、ファミリー層を想定してみます。雨の日は子どもが外で体を動かせないため、室内の遊び場や博物館、ショッピングモールなど屋内のレジャー施設が選ばれます。

絵本の読み聞かせ会やビンゴゲーム、ワークショップなどの室内イベントを開催してもいいかもしれません。飲食店の場合、店内にキッズスペースがあると雨の日に来店する要因にもなります。


また、雨の日は家族分の傘や子どものレインコート、タオルなど普段よりも荷物が増えて、荷物の置き場に困る場合もあるはずです。

思わぬ雨で濡れてしまった場合、雨が止むのを待つために来店することも考えられます。

ファミリー層には、大きめの荷物入れやタオルの提供、傘の預かりサービスなどが喜ばれるでしょう。


このように、雨の日にターゲットが喜ぶサービスを想定して提供できれば、お客様に選ばれるお店に近づきます。


雨の日だけの特別なサービスを提供する

雨の日に、特別なサービスを提供できればお客様の印象に残るチャンスです。雨の日に来店してくれた感謝の気持ちが伝わるサービス例をご紹介します。

傘の貸し出しサービスは、再来店のきっかけにも!

雨の日に、傘の貸し出しサービスをおこなうことも効果的です。雨で困ったときに、助けられた記憶はお客様の心に残ります。

傘の貸し出しサービスは、レジャー施設、駅、銀行、宿泊施設、百貨店などで実施されています。


例えば、動物園に出かけたときに予想外の雨が。傘の貸し出しサービスのおかげで、濡れずにすんだら記憶に残り感謝されるでしょう。

思いがけない雨で助かった記憶は、お客様に好感を持ってもらえるチャンスです。

また、傘は「返却不要」と伝えても「借りたものは返さなければ」と思い、再来店する方もいるでしょう。お店のリピーターになるきっかけ作りにもつながります。


雨の日のおもてなしに「タオルサービス」

雨の日のサービスとして、お客様にタオルを提供するのも一つの手です。

「タオルサービス」は、スーパー、医院、ネイルサロン、宿泊施設、カーディーラー、携帯ショップなど業種問わず実施されています。

ヤマハ銀座店では、2019年6月に「Happy Rainy Day」と題して雨の日キャンペーンを実施しました。

キャンペーンの一つとして、濡れた楽器ケースやカバンをケアできるようにタオルの貸し出しサービスもおこなっています。

楽器は湿気管理が大変なため、普段から湿気に気をつかうターゲットに合ったキャンペーンです。

「タオルサービス」の他に、ブランケットの提供、傘の預かり、荷物入れの提供などもお客様が嬉しいおもてなしです。


限定セットやメニュー、割引で「雨の日だけ」の特別感を演出

限定セットやメニュー、割引、ポイント増量などで、雨の日だけの特別感を演出しましょう。

「今しか食べられない」「お得になるのは今だけ」と感じてもらえば、お客様の来店や購入の後押しになります。

また、雨の日限定の特別サービスを作ったら、お客様に告知を忘れずにおこないましょう。雨の日サービスを周知する方法として、看板やチラシ、SNSでの告知が考えられます。


「雨の日マニュアル」作成で、お客様の満足度アップにつなげる

マニュアル作り

雨の日のサービスやスタッフの作業、挨拶をまとめたマニュアルを作成しましょう。

「雨の日のマニュアル」があれば、雨が降り始めた段階で迅速に準備ができ、わざわざスタッフにやることを伝える必要もなくなります。

雨の日マニュアルの作成で取り入れるべきことは、大きく分けて3つあります。

1)店内の準備

まず、1つ目は「店内の準備」についてです。

  • 傘立てを出す
  • 貸し出し用の傘を準備
  • 貸し出し用のタオルの準備
  • 店内が濡れていないか? など

店内に設置する備品の準備をまとめます。


2)スタッフの対応

続いて、2つ目は「スタッフの対応」についてです。

  • 雨の日の挨拶 
  • 雨の日サービスの提供準備 
  • ブランケットの提供
  • タオルの提供

「本日はお足元が悪い中、ご来店いただきありがとうございます!」など、雨の日の挨拶を徹底して、お客様に来店への感謝を伝えましょう。


3)雨の日サービスの告知

最後は、「雨の日サービスの告知」についてです。

  • 看板やPOPを掲示
  • チラシの配布
  • メルマガやSNSで告知する

お客様に告知しなければ、せっかくのサービスを活かすことができません。告知をおこない、雨の日サービスを周知しましょう。


以上のように、お店全体で「雨の日のサービス」を徹底すれば、お客様の満足度アップにつながります。


アイデアの参考に!雨の日サービスの実施例をご紹介

屋内施設を中心に、雨の日限定のキャンペーンを実施しています。今回は、商業施設と百貨店の雨の日キャンペーンの実例をまとめています。

商業施設の「雨の日サービス」

・サンリオピューロランド

2019年6月に、雨の日にけろけろけろっぴのキャラクターグッズを提示するとパスポートが割引される「雨の日限定!けろけろ割引き」を実施。


・横浜ランドマークタワー

平日限定で、雨の日に来場すると入場料が割引されるキャンペーンを実施中。


・東京ディズニーランド

雨の日限定のミニパレード「ナイト・フォールグロウ」を実施。限定衣装のキャラクターが登場します。(※現在はコロナ禍で通常パレードの実施が難しいため、「ナイト・フォールグロウ」がナイトパレードのレギュラーとなっています。)


・ハウステンボス

2018年6月に雨や虹をモチーフにしたイベントを実施。園内には傘が飾られ、雨の日限定でレインポンチョの割引や宿泊者にレインポンチョのプレゼントをおこないました。


・SKY CIRCUS サンシャイン60展望台

2019年6月に、降水確率50%以上でVRコンテンツの利用料が半額に割引されるキャンペーンを実施。


百貨店の「雨の日サービス」

・高島屋

新宿タカシマヤタイムズスクエアでは、ポイントやスタンプのプレゼントをおこなっています。

化粧品コーナーではサンプル商品のプレゼントも実施。玉川高島屋S・Cでも、雨の日限定のキャンペーンを開催。


・東急百貨店

東急百貨店たまプラーザ店では、対象店舗でスタンプ2倍やプレゼントキャンペーンを実施。化粧品コーナーでは、メイクのお直しやポイントメイクサービスなどをおこなっています。

東急百貨店本店でも、2020年6月に防水スプレーやノベルティグッズプレゼントのキャンペーンを実施。


・西武・そごう

西武渋谷店では、雨の日に濡れずに来店できる「雨の日マップ」を作成しています。

その他に、割引サービスやプレゼントキャンペーンを実施。横浜そごうでは、2010年6月に濡れた傘を乾かすサービスや傘の預かりサービスをおこないました。


・近鉄百貨店

近鉄百貨店上本町店では、飲食店を中心にワンドリンクやミニデザートのサービスや割引などを実施。


2017年には、神奈川県の百貨店で梅雨の時期に屋外レジャーに行けなかったファミリー層の来店が増え、売上が伸びたと報告されています。


「雨の日サービス」飲食店の実施例

飲食店チェーンがおこなった雨の日サービスの実施例をご紹介します。

・松屋 

松屋の公式Twitterで東京、大阪のいずれかが降水確率70%以上だった場合に割引クーポンを配布。


・デニーズ 

2017年6月、10月に雨の日限定メニューを提供。雨の日を楽しむ企画としてデニーズの名前をもじり、雨の日は「アメーズ」にロゴを変更してキャンペーンを展開しました。


・サンマルクカフェ

2019年6月にアプリユーザー向けに、梅雨の時期限定の毎日「ポイント2倍」キャンペーンを実施。

スタンプ制度廃止前は、雨の日には、スタンプ2倍キャンペーンを実施していました。


雨の日に割引クーポンが配布されると認知されると、雨の日の来店や利用客のアップが見込めます。企業のSNSやアプリで割引クーポンを配布すれば、SNSやアプリのユーザー数アップにつながり、お店に接触する機会も増やせるでしょう。


まとめ:雨の日こそ特別感を演出して、お客様が嬉しいサービスを提供するチャンス!

梅雨や台風のシーズンは客足も鈍りがちですが、普段屋外に出かけているお客様に来店してもらうチャンスです!

特別感を演出した雨の日のサービスをおこなえば、お客様の満足度アップにつながります。企業で実施している雨の日サービスを参考にして、お店独自のサービスを作り、お客様に選ばれるお店をめざしましょう。