
コロナ禍でも来店促進を諦めない!店舗の施策例やDM(ダイレクトメール)例文を紹介
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長引くコロナ禍で、「お客様の足が遠のいてしまった」と頭を抱えている方も多いかもしれません。
顧客と対面で商談するカーディーラーや住宅展示場などは影響が受けやすい例でしょう。
今回は、カーディーラーを例にあげて、コロナ禍の店舗運営に役立つ、実践しやすい来店促進の施策例をご紹介。
- 店舗の来店数が減少してお悩みの方
- コロナ禍での来店促進方法を知りたい
- ファミリー層の来店数を増やしたい
このような悩みを持つ方のお力になれる記事です。
コロナ禍の来店促進につながるDMの例文も紹介するので、お役立てください。
コロナ禍での顧客の変化
コロナ禍でマスクを付けての外出が日常となり、働き方や買い物など生活様式が大きく変わりました。
顧客の生活、感染症予防に対する意識や、外出先の変化をまとめました。
変化した点を理解すれば、コロナ禍での来店促進のヒントとなるでしょう。
生活様式の変化
日常生活のなかで、大きく意識が変わったのは感染症予防対策。
- 手洗い、うがいの徹底
- 3密(密着・密接・密閉)の回避
- オンラインの活用
などがあげられます。
マスクありの外出が日常化し、在宅勤務やデリバリーの利用が増加しています。
安心・安全に対する意識の変化
コロナ禍で感染症予防対策への意識が高まり、外出先でも安心して過ごせるか気にかけている方も多いでしょう。
来店促進するには、「人と距離を保てるか?」、「こまめな換気や消毒をおこなっているか?」など顧客の不安を払拭する必要があります。
店舗でのウイルス対策や、安全に対する意識を丁寧に伝えるように意識しましょう。
外出する場所の変化
緊急事態宣言の発令で不要な外出を控えたり、人混みを避けたり、外出する場所も変化しています。
ウォーカープラス編集部が実施した年末年始の過ごし方の調査によると、大人数のイベントは控える人、遠出を控えている人が6割を超えていました。
また初詣やお花見などイベントは、近場で済ませると回答した人が半数以上。
遠出を控え、イベントごとは近場で済ませる人が多くなっています。
特にファミリー層は、週末になると「近場で楽しめるイベントはないか?」と探している方も多いはずです。
コロナ禍にやるべき来店促進の種類は?
コロナ禍でやるべき来店促進の種類は、大きく分けて3つあげられます。
- DM(ダイレクトメール)
- 小規模のイベント
- オンラインの活用
店舗の感染症予防対策を伝えるDMや3密を避けたイベントの開催、オンラインの活用も必須となっています。
来店促進する際は、近場で参加できるイベトを探しているファミリー層にアピールするといいでしょう。
次に、DM、イベント、オンラインの活用を1つずつ詳しく説明していきます。
コロナ禍でも使える!来店を促すDMとは?
DMは開封率が高く、顧客との接触機会を増やすことができます。
来店から期間が空いた顧客に対して再来店を促す際にも最適なツールです。
今回は、コロナ禍で活用できるDMをご紹介します。
withコロナで意識するべきDMのポイント
withコロナで意識するべきDMのポイントは、2点あります。
1点目は、来店への不安を解消する文言を入れること。
来店促進する前に、顧客の来店への不安を解消する必要があります。
感染症予防対策への取り組みや安全対策への考えを伝えると、顧客に安心感を与えられます。
顧客への思いを伝える手段としてDMは、有効な施策です。
2点目は、顧客の気持ちに寄り添うメッセージを入れること。
来店促進や商品を売り込む前に、顧客の気持ちに寄り添う文言をいれましょう。
ある酒店では、コロナ禍に顧客に寄り添う文言をDMの冒頭に入れたところ、来店数が普段の6倍に増えました。
顧客がDMを通して、自分を気にかけてくれていると受け止めれば、足を運びやすくなり、店舗への信頼につながります。
コロナ禍で使える来店促進のDM例文
来店促進するには、先程紹介した2つのポイントを意識してDM作成に取り掛かりましょう。
今回は、カーディーラーに来店促進するためのDMを例に考えます。
DM例文1 店舗の感染症予防対策の取り組みを伝える
お客様の安全と安心を第一に考え、感染予防対策を徹底して営業しております。
〇〇県の条例に従い、「従業員の検温・体調管理の確認」「店内の消毒」「定期的な換気」「店内の人数制限」を実施中です。
店内の混雑状況は、SNSの公式アカウントでご確認いただけます。
当店では、お客様が安心してご来店いただけるように、日々努めてまいります。
従業員一同あなた様のご来店を心よりお待ちしております
DM例文2 商品を販促する前に、顧客の気持ちに寄り添う
コロナ禍で在宅勤務が増え、家族での過ごし方を見直したお客様も多いかもしれません。
車は移動手段だけではなく、家族で過ごす空間や時間を提供していると当店舗は考えております。
車を通して、車内で過ごす時間に明るい話題を提供できるように努めてまいります。
◯月◯日から、ご家族で楽しめるイベントやキャンペーンを実施中です。
ぜひ、ご家族みなさまで足をお運びください。
事務的な挨拶文ではなく、「あなたに向けて書いている」と思わせるような人の温かみが感じられるDMを目指しましょう。
コロナ禍でもできる来店促進のイベント事例とは?
コロナ禍で実施できる、ファミリー層向けの来店促進のイベント事例をあげていきます。
施策例1 人気キャラクターとコラボ
大手回転寿司チェーンの「くら寿司」は、鬼滅の刃とのコラボキャンペーンをおこない、国内の売上が過去最高となりました。
「鬼滅の刃」コラボのくら寿司、国内の売上高が過去最高|朝日新聞デジタル
「鬼滅の刃」は、ダイドーコーヒーやマクドナルドなどとコラボもしており、毎回話題となっています。
人気キャラクターのオリジナル商品を作ることは難しいですが、キャラクターグッズのプレゼント企画など、来店促進のアピールに利用してみてはいかがでしょうか。
子どもを喜ばせたいファミリー層向けの来店が期待できます。
施策例2 コロナ禍に合わせたグッズをプレゼント
世相に合わせた商品を、準備してみるのも1つの手です。
感染症予防対策への意識の高まりに合わせて、オリジナルの除菌グッズのプレゼントキャンペーンをおこなうといいかもしれません。
コロナ禍で遠出を控えている方向けに、旅行気分が味わえるお取り寄せ料理やお土産品のプレゼントなども喜ばれます。
世界のグルメのお取り寄せや在宅でトレーニングできるグッズなど、顧客が今必要としているものを提供しましょう。
施策例3 キッズスペースを充実させてイベントを開催
店舗に目玉となるツールを導入すれば、来店促進につながります。
今回は、弊社サービスの「スマイルパッケージ」をご紹介します。
「スマイルパッケージ」を導入したカーディーラーでは、コンテンツの「うごくぬりえ」を使い、トーナメントレースイベントを開催。
週末にイベントを開催して、ファミリー層の来店促進に活かしています。
「スマイルパッケージ」を使えば、小規模なイベントもかんたんに開催でき、手が触れる部分も少ないため、除菌の手間もかかりません。
withコロナのキッズスペースにも最適です。
お子様が触れる機会があまりなく安全に楽しんでいただくことが可能なため、ファミリー層のお客様にご好評いただいております。
「スマイルパッケージ」の資料請求はこちら
コロナ禍の来店促進はSNSを上手に活用しよう
コロナ禍で在宅の時間が増え、より一層オンラインの必要性が高まっています。
来店促進で使えるTwitter、Instagram、Facebook、LINEの特徴や活用法をかんたんに説明します。
Twitterは、140字の限られた文字数で情報発信するSNS。
新しい情報を見つけるときに利用されることが多く、イベントや新商品の告知に使えるツールの1つです。
20代の利用者が多いですが、ユーザーの平均年齢は35歳。
拡散力が高いのが魅力です。
Twitterを利用した施策で「セブンイレブン」や「ミスタードーナツ」は、来店促進に成功しています。
ユーザーがつい話題にしたくなるキャンペーンで来店数アップにつなげています。
若年層の来店回数が10%増加&過去最大の話題作りに成功! セブン‐イレブンのTwitter活用に迫る
思い出を通じて、温かみのあるブランドに。ミスタードーナツ、周年キャンペーンでTwitterを活用
Instagramは、若い女性の利用者が多くビジュアルで情報発信するSNS。
ファミリー層の母親に向けてアピールできます。
クーポン配布やプレゼント企画をすれば、来店促進も可能。
来店した方にハッシュタグで投稿してもらえば、イベントの告知にもつながります。
Facebookは、文章や写真を投稿できるため、他のSNSより自由度が高く、年齢層が高めのSNS。
店舗の住所や電話番号なども詳細な情報も掲載できます。
商品情報やイベント告知はもちろん、店舗の裏側やこだわりなどファン作りがしやすいツールです。
カーディーラーを例にあげると、整備士の仕事や従業員の紹介、車の豆知識を投稿すれば他の店舗との差別化も図れます。
Facebookの特徴は、ユーザーが実名登録して利用していること。
他のSNSに比べて口コミへの信用度も高く、顧客の声が集まれば店舗への信頼につながりやすい面があります。
LINE
LINEは、幅広い年齢層が利用している国内で最もユーザー数が多いSNS。
個人間のコミュニケーションだけでなく、ビジネスでも活用できます。
店舗の公式アカウントを作成して、イベントの告知やクーポン配布などで来店促進も可能。
来店予約や問い合わせに利用すれば、顧客とのコミュニケーションツールとして使えます。
友だち追加をしてもらうと定期的にメッセージを送れるので、DMのように再来店を促すこともできるでしょう。
メッセージの送信数により固定費がかかりますが、ビジネス面で使い勝手がいいSNSです。
まとめ:withコロナに合わせた施策で来店促進を
コロナ禍で来店促進する際に心がけたいことは、
- DMで安心・安全を伝えて来店への不安を解消
- DMで顧客を大切にしている姿勢を伝え、信頼を獲得
- 店舗では特別感がある体験を提供
- オンラインを活用して、顧客との接触機会を増やす
人と集まることが難しくなった今、人とのつながりを大切にする姿勢が重要になっています。
withコロナの来店促進は、オンラインを上手に活用しながら、顧客との関係性を深めていけば成功に近づきます。
顧客との信頼関係を築くように意識を持ちながら、来店促進しましょう。
<参考サイト>
・新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」の実践例を公表しました
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_newlifestyle.html
・新型コロナウイルス生活影響度調査(クロス・マーケティング調べ※グループ会社)https://www.shoppers-eye.co.jp/release/covid-19_1/
・コロナ禍で変わる年末年始の“過ごし方”とは?約9割の人が「年越しは自宅で過ごす」と回答、巣ごもりが顕著に
https://www.walkerplus.com/article/1011390/
・【例文も豊富!】ダイレクトメールの挨拶状/挨拶文の効果的な書き方
https://sellmarke.jp/article/planning-of-direct-mail/writing-direct-mail-greetings/
・コロナ禍でも「集客6倍」になった酒屋のDMに書いてあったこと
https://president.jp/articles/-/36036
・ダイドーブレンド「鬼滅の刃コラボ缶」1500万本追加販売、3週間で5000万本突破など好調受け決定
https://www.ssnp.co.jp/news/beverage/2020/12/2020-1203-1130-14.html
・「鬼滅の刃」コラボのくら寿司、国内の売上高が過去最高
https://www.asahi.com/articles/ASND263YYND2PLFA005.html
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