
POSレジ価格や機能を徹底比較!最新版タブレット型3選!
目次[非表示]
- 1.タブレット型POSレジでできること、選び方、種類を解説
- 1.1.POSレジとは
- 1.2.POSレジの現状
- 1.3.セルフレジ、キャッシュレスへの移行
- 1.4.タブレット型POSレジの台頭
- 1.5.タブレット型POSレジでできること
- 2.POSレジを導入するメリットは?
- 2.1.売上管理がかんたん
- 2.2.人件費の削減
- 2.3.マーケティングへの活用
- 2.4.ミス・不正防止
- 2.5.キャッシュレス化の促進
- 3.POSレジのデメリットは?
- 3.1.初期投資にまとまった資金が必要
- 3.2.盗難、紛失、破損の危険性
- 3.3.ネット環境に左右されやすい
- 4.タブレット型POSレジの選び方
- 4.1.タブレット型POSレジ導入の目的を明確にする
- 4.2.誰でも使いやすいものを選ぶ
- 4.3.拡張性が高いかどうか
- 4.4.どんなサービスと連携できるか
- 4.5.オフラインでの利用ができるか
- 5.全業種に人気!3つのタブレット型POSレジを徹底比較
- 6.まとめ
店舗業務の効率化のため、POSレジの導入を検討したことのある方は多いのではないでしょうか。
最近のPOSレジは、従来品のように売上管理やデータ収集といった機能はもちろん、予約管理や店舗スタッフのシフト調整など、できることが増えてさらに便利になってきています。また、iPadなどの市販のタブレットを媒体としたPOSレジが増え、チェーン展開しているような店舗だけでなく個人経営のお店でも導入しやすくなりました。
ここでは、あなたの店舗にあったPOSレジを選ぶ方法、そしていま話題のタブレット型POSレジの比較・解説をしていきます。
店舗に最適なPOSレジを導入して、快適な店舗運営を目指しましょう。
タブレット型POSレジでできること、選び方、種類を解説
POSレジとは
POSレジの「POS」は「Point Of Sales」の略で、和訳すると「販売情報管理システム」という意味になります。
その名のとおり、POSレジでは「会計」といった一般的なレジの機能のほか、商品の名前、価格、個数、販売日時、販売店、そして購入者情報を管理・分析することができます。
POSレジの現状
より多機能に。
これまでの商品情報の管理・分析といった機能のほか、会計データの自動集計、店舗スタッフのシフト管理、ポイントカード機能、予実管理など、POSレジ一台で店舗内の業務がほとんど可能なほど多機能になってきています。
セルフレジ、キャッシュレスへの移行
最近では新型コロナウイルスの影響により、非接触型のレジとしてセルフレジが注目を浴びています。
同じ理由から、キャッシュレス化も一層求められるように。クレジットカードのほか、QR決済、ICカード決済やポイント決済など、取り扱える種類も増えてきています。「お店選びのときには、QR決済ができるかどうかをチェックする」など、普段利用している決済方法が可能かどうかで店舗の利用を決めるお客様も多くなってきました。
タブレット型POSレジの台頭
ここ数年、iPadなどの市販のタブレットにアプリをインストールして利用するタイプのPOSレジが増えています。そのため、以前に比べると導入コストがグッと下がり、気軽に始めることが可能となってきました。これまでPOSレジといったら、コストもスペースも必要となるため、大手チェーン点の専売特許でした。それが小規模店や個人店でも取り入れやすくなったのは朗報ですね。
タブレット型POSレジでできること
前述した売上管理、販売データの収集から、複数店舗ある場合は売上の一元管理、システムによるミスや不正の防止、在庫管理なども可能です。
また、種類によりますが店舗スタッフのシフト管理や予実管理、予約管理、ポイントカードの設定までできる多機能なものもあります。
POSレジを導入するメリットは?
売上管理がかんたん
タブレット型POSレジを導入すると、営業時間終了後の締め作業を待たずとも、その時々のタイミングでリアルタイムに売上をチェックすることができます。新商品の発売時やキャンペーン時の途中経過を見たいときなどに嬉しいですよね。
また、多くのタブレット型POSレジが複数店舗の売上データなどを一元管理できます。店舗ごとに計算して、ひとつひとつ合算……といった手間が省けるのも大きなメリットです。
人件費の削減
タブレット型POSレジでは、お客様がいつ、何人来店したかを自動で集計してくれます。そこから店舗の忙しい時間、空いている時間を分析すれば人員を効率的に配置することが可能となりますね。
ほかにも、タブレット型POSレジの導入で会計作業がスムーズになるので、会計スタッフを採用する必要もなくなるかもしれません。
マーケティングへの活用
タブレット型POSレジでは、どの商品が誰にどのタイミングで購入されたかを記録できます。その商品がどんなお客様に人気があるのか、どんなときに購入する人が多いのかを詳細に分析できるので、商品の売り出しかたや新商品の開発にも活かせますね。
ミス・不正防止
タブレット型POSレジならあらかじめ価格などの商品情報を登録が可能。キャンペーン価格設定や値引き設定もかんたんなので、急な価格変更があってもミスなく柔軟に対応できますね。
また、利用履歴をさかのぼったり、店舗スタッフごとにIDを付与して「誰がレジの操作をしたか」を記録したりもできるので、不正防止にも役立ちます。
キャッシュレス化の促進
新型コロナウイルスの影響で、これまで以上に現金の手渡しに抵抗を感じるお客様が増えてきています。タブレット型POSレジならクレジットのほか、ICカードやバーコード決済も可能。お客様はもちろん、店舗スタッフの感染防止のためにも積極的にキャッシュレス化を進めていきたいですね。
POSレジのデメリットは?
一方、タブレット型POSレジにはデメリットもあります。
初期投資にまとまった資金が必要
タブレット型POSレジを導入する場合は、iPadなどのタブレットを最低でも1台は購入する必要があります。
また、飲食店で各テーブルでのセルフオーダーを取り入れる場合はテーブル分、ホールスタッフがそれぞれ注文を受け付ける場合はスタッフ分の端末が必要となることもあるので注意が必要です。
ほかにも、レシートを印字するためのプリンターや、現金をしまうキャッシュドロアーといった周辺機器をそろえなければいけません。
店舗の規模やスタッフの人数によって左右されるところなので、事前にしっかりと購入計画を立ててることが大事となります。
盗難、紛失、破損の危険性
タブレット型POSレジは持ち運びにとても便利。店内のどこにいてもお会計ができるのはありがたいですよね。一方で紛失や盗難のリスクもあります。また、落として破損してしまう危険性も。
セキュリティ対策やストラップでの固定など、万が一のリスクに備えておく必要があります。
ネット環境に左右されやすい
タブレット型POSレジはネット環境を利用して会計処理やデータ集計を行っています。そのため、ネット環境が不安定な場所や突然の通信障害に弱い一面も。最近では、オフラインでも会計処理などの一部の機能が利用できるタブレット型POSレジもでてきているので、ネット環境に不安がある店舗はそういったレジを検討できるといいですね。
タブレット型POSレジの選び方
「タブレット型POSレジの一般的な特徴はわかったけど、種類がありすぎて違いがわからない……」という方も多いはず。せっかく導入するなら、自店に最適なものを選びたいですよね。
ここからは、あなたの店舗にあったタブレット型POSレジの選び方をお伝えします。
タブレット型POSレジ導入の目的を明確にする
多機能・高性能なタブレット型POSレジはとても魅力的ですが、業種や店舗規模によっては利用しない機能が多く、維持費だけがどんどん積みあがっていく……ということも。
「セルフオーダーできるようにしたい」「マーケティングに活用したい」など、タブレット型POSレジを導入したい理由を明確にし、それが満たせるもので値段など比較検討しましょう。
また、タブレット型POSレジのなかには特定の業種や業態向けに作られたものもあるので、初めから特化型を選ぶとチョイスミスが少ないでしょう。
誰でも使いやすいものを選ぶ
タブレット型POSレジは店舗スタッフはもちろん、お客様が画面操作する機会もあります。多機能なものであればあるほど、操作が複雑になり入力に戸惑ってしまうことも。
シンプルで感覚的に使えるものなら、店舗スタッフもお客様もストレスなく使えますし、研修コストも抑えられます。導入前に実際にいくつかのタブレット型POSレジのショールームに足を運んだり、レンタルしたりして画面を触ってみるとよいでしょう。
拡張性が高いかどうか
今は一店舗しかなくても今後店舗を増やす計画がある場合など、将来的に店舗形態が変わる可能性があるようなら、そういった事態にも柔軟に対応できるタブレット型POSレジの導入がおすすめです。
複数店舗データの一元管理ができるなど、店舗が拡大しても使いやすい機能があるかチェックしましょう。
どんなサービスと連携できるか
タブレット型POSレジの種類によっては、各種会計ソフトや顧客管理、店舗スタッフ管理、または経営管理といった外部サービスに連携できるものもあります。店舗ですでに利用しているサービスと連携できるものを選べば、タブレット型POSレジ一台でできることが増え業務効率化に繋がりますね。
オフラインでの利用ができるか
タブレット型POSレジの場合、通信障害が起こると業務ができなくなるリスクがあります。オフラインでも利用できるか、利用できるとしたらどんな業務なら可能なのかをきちんと把握しておく必要がありますね。
全業種に人気!3つのタブレット型POSレジを徹底比較
タブレット型POSレジの選び方がわかったら、いよいよ実際にどんなものがあるか見ていきましょう!ここでは、人気のタブレット型POSレジを3つをご紹介します。
ユビレジ
■特徴
・タブレット型POSレジ界の老舗!継続率99%という安心の実績があります。
・売上アップに役立つ機能が満載!綿密なデータ分析ができるので、商品管理や店舗管理はもちろん、店舗ごとの傾向を分析したり、顧客の管理・分析もできます。
・専任のコンサルタントが導入前の案内から、導入後の研修までしっかりサポート!電話やメールでのサポートもあるので、万が一利用中にトラブルが発生した場合も安心です。
・個人店からチェーン店まで、どんな規模の店舗でも利用しやすい!売上共有機能を活用すれば、複数店舗の売上データをまとめて管理できます。
・連携できる外部サービス多数!オーダーエントリー、在庫管理、決済サービス、CRM、店舗管理システムといった店舗運営に必要なサービスとの連携でより業務効率化を図れます。
■おすすめポイント:ユビレジはセルフ機能が充実!
□ユビレジセルフ決済
対人非接触型で決済できるシステム。専用のQRコードをお客様のスマートフォンで読み込めば、そのまま画面上で支払いが可能です。レシートはメールでの送付も可能。その場合、お客様は店舗スタッフの対応を待たずとも、スムーズに決済から退店までしていただけます。
□ユビレジQRオーダー
対人非接触型で注文できるシステム。専用のQRコードをお客様のスマートフォンで読み込むと画面上にメニュー一覧が表示され、そこから注文が可能です。お客様自身で注文するので、ホールスタッフの人件費削減や業務効率化が期待できます。
どちらも対人非接触かつ、お客様自身のスマートフォンを利用した操作となるので、コロナ渦で外食を躊躇しているお客様にも安心してお越しいただける材料になりそうですね。
■ショールーム
東京ショールーム:東京都渋谷区千駄ケ谷3丁目59−4 クエストコート原宿
大阪ショールーム:大阪府大阪市北区梅田2-5-6 桜橋八千代ビル5階E号室
※遠方のためショールームに足を運べないお客様には、お試しレンタルやオンラインデモが可能。
Airレジ
■特徴
・アプリの利用料はなんと0円!維持費を抑えたい方におすすめです。
・周辺機器をまとめて購入できるスターターセット(https://airregi.jp/doc/device/device_lp.html?ref=top_follow_footer)あり!「どんな機器を購入したらいいのかわからない」という方でも安心して導入できます。
・オプションでスマートフォンを利用したオーダーエントリーシステム、エアレジハンディが利用可能!店舗スタッフによるテーブル注文はもちろん、お客様のスマートフォンを利用したセルフオーダーもできます。
・全国にサービスカウンターを展開!ビックカメラやコジマなど、身近な家電量販店で体験可能。導入サポートも受けられます。
・デリバリーサービスの「出前館」と連携可能!出前館で受け付けた注文は自動的にエアレジに反映。デリバリーの注文からお届けまでの一連の流れがエアレジ上で管理できます。新規顧客の獲得やコロナ渦のデリバリー需要にもスムーズに対応可能。
■おすすめポイント:エアレジは導入前後のサポート体制抜群!
□導入前
日本全国にサービスカウンターがあるのがエアレジの強み。専門の販売員と実際の機器を触りながら自店舗にあったサービスを相談できます。気に入ればその場で購入し、その日のうちに導入することも可能です。
カウンターが近くにない場合でも、専門スタッフに電話で相談することができます。
□導入後
エアレジ導入後は、メールやチャット(平日のみ)で相談可能です。購入時に保守サポートオプションをつけると、電話での相談もできるようになります。
また、エアレジハンディも利用している場合は、電話サポートのほか駆けつけサポート(一部プランのみ)も!万が一のトラブルの際の強い見方になりそうですね。
■ショールーム
ビックカメラ札幌店
ビックカメラ有楽町店
ビックロ(ビックカメラ新宿東口店)
ビックカメラ赤坂見附駅店
ビックカメラ藤沢店
ビックカメラ新潟店
ビックカメラ浜松店
ビックカメラ名古屋駅西店
ビックカメラJR京都駅店
ビックカメラなんば店
ビックカメラ岡山駅前店
ビックカメラ広島駅前店
ビックカメラ天神1号館
ビックカメラ鹿児島中央駅店
コジマ×ビックカメラ那覇店
※上記のほか、全国にエアレジミニサービスカウンターあり。専門スタッフはいませんが、エアレジや周辺機器の体験ができます。
※遠方のためサービスカウンターに足を運べないお客様は、電話相談が可能。
スマレジ
■特徴
・約0.7%と低い解約率!
・アプリマーケット上で店舗に必要なアプリを購入し、スマレジとの連携が可能!アプリは種類豊富で、カスタマイズ性が高いのもスマレジの魅力のひとつです。
・現場の声から生まれた実用的な機能多数!レジ待ち行列を効率的に解消する機能やバンドル販売機能、取り置きの管理機能といった機能はスマレジならでは。また、常に現場の声はヒアリングしており、日々機能もアップデートされています。
・拡張性が高い!スマレジでは、さまざまな外部システムと連携できるように「スマレジAPI」が利用可能。スマレジAPIを使うことで、自社システムと連携できます。
・オプションでセルフオーダーシステムも導入可能!お客様がテーブルでセルフオーダーした注文データは、そのままキッチン伝票として印刷。業務効率化や採用コストの削減はもちろん、コロナ渦での対人非接触の需要が叶えられます。
■おすすめポイント:スマレジは安定した品質がウリ!
□サーバー月間稼働率99.95%を保証
スマレジのサーバーは、なんと月間稼働率99.95%を保証。万が一サーバーが停止した場合にも、取引データはタブレット端末上に保存されるので、会計業務には支障がでないような仕組み作りも。
なお、月間稼働率が99.95%を下回った場合は月額料金の10%の返還保証があります。
□復帰機能で突然の充電切れでも安心
会計業務時にフリーズしたり、電池切れになったりしても、アプリを再起動することで直前まで入力していた商品情報を復帰させることができます。万が一のときも初めから入力する手間がはぶけるので、スムーズな会計業務が可能です。
■ショールーム
品川ショールーム:東京都港区港南2丁目16−2 太陽生命品川ビル 28F
新宿ショールーム:東京都新宿区西新宿7丁目1−12 クロスオフィス新宿 502号
恵比寿ショールーム:東京都渋谷区広尾1-1-39 恵比寿プライムスクエアタワー21F
名古屋ショールーム:愛知県名古屋市中区栄3-17-15 エフエックスビル 6F-C
大阪ショールーム:大阪府大阪市中央区本町4-2-12 野村不動産御堂筋本町ビル 3F
福岡ショールーム:福岡県福岡市博多区博多駅南2−1−5 博多サンシティビル 3F
※上記のほか、全国12箇所のヤマダ電気スマレジ設置店でもスマレジや周辺機器の体験ができます。機器の購入も可能です。
※遠方のためショールームに足を運べないお客様は、Zoomによるオンライン相談が可能です。
まとめ
タブレット型POSレジの選び方、各商品の特徴をご理解頂けましたでしょうか?
POSレジを一台導入するだけで、コストの削減、業務効率化、マーケティングへの活用など、さまざまなメリットがあります。
種類によっては対人非接触で注文や決済をできるものも増えてきているので、POSレジによってコロナ渦でのお客様のニーズにあわせた接客も可能になります。
あなたの店舗に合うPOSレジに巡り合えますように。