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なぜ親子連れは「カーディーラーのイベント」へ行くのか?ファミリー顧客のニーズを知って新規集客に繋げるアイデア6選


目次[非表示]

  1. 1.カーディーラー開催イベントに親子連れが来る「3つの理由」
    1. 1.1.理由1「子どもが好き(そう)な題材だから」
    2. 1.2.理由2「お金がかからないから」
    3. 1.3.理由3「近所でやっているから」
  2. 2.お客様のニーズを理解する
    1. 2.1.子どものニーズ「おもしろいことをしたい、目一杯遊びたい」
    2. 2.2.お母さんのニーズ「お金をかけずに、子どもに楽しんで遊んでほしい」
    3. 2.3.お父さんのニーズ「子どもと楽しい思い出を作りたい」
    4. 2.4.シングルのお父さんお母さんや、おじいちゃん・おばあちゃんもサポートするより合理的で幸福な生活のために、お父さんとお母さんが2人揃っている必要はない、と言う時代になりました。
  3. 3.カーディーラーのイベントがもっと盛り上がる!アイデア6選
    1. 3.1.①【実例】ちびっこを夢中にさせる「スマイルパッケージ」でぬり絵&新感覚カーレース体験
    2. 3.2.②ヒーローに憧れる子どもたちのために「剣術指南の会」
    3. 3.3.③財布を握るお母さんの心を掴む「FP無料相談会」「お金の教育相談会」
    4. 3.4.④主婦・主夫の味方になれる「食育・育児カウンセリング」
    5. 3.5.⑤お父さんのロマンをくすぐる「親子でいっしょに高級車体験」
    6. 3.6.⑥おじいちゃん・おばあちゃんといっしょに「サポカーに乗ってみよう」
  4. 4.まとめ

「カーディーラーでは、イベントを開けばお客様が自然と来店する」

カーディーラー営業マンのあなたは、そう漠然と考えてはいませんか?

「なぜイベントにファミリー層のお客様がやってくるのか」具体的に考えたことはあるでしょうか?

今回は、よりお客様のニーズに応えられるカーディーラーになるため、「イベント」にやってくるファミリー層のお客様がなぜイベントには来店するのかを分析します。

ファミリー層顧客開拓のための「イベント」をより良く運営するするには、何が必要なのでしょうか?

また、今後の企画に役立つアイデアもシチュエーション別に6つご提案します。

イベントに行き詰まっているご担当者様、必見です。

(※この記事ではファミリー層を「0歳〜10歳の子どもを1人以上連れた親子連れ」と想定しています)

カーディーラー開催イベントに親子連れが来る「3つの理由」

ヒーロー戦隊ショー、キャラクターショーなど…子どもたちが大好きなイベントを開催することで店舗集客につなげるのは、カーディーラーにとって王道の集客術です。

そもそもなぜ親御様たちは、子どもを連れてカーディーラーにやってくるのでしょう?

その理由に、イベントをより盛り上げ集客率を上げる鍵が秘められています。

カーディーラーのイベントにお客様が来店する本当の理由は、こちらです。


理由1「子どもが好き(そう)な題材だから」

カーディーラー側がお子様向けイベントを行う理由にはさまざまあるとお察ししますが、最たる目的が「子どもに大人を連れてきてもらう」ことであるはずです。

実際、大人もポストに投函されていたイベントのチラシを見て、「息子(娘)の好きそうなキャラクターショーがやるから行ってみよう」と子どもを誘います。

子どもはキャラクターに大事にすることを通して、他者への配慮やアイデンティティなど、多くのことを覚えます。

「子どもが絶対に好き」なキャラクターショーは、その意味でファミリー層に効果的な「人集め」であることは間違いないでしょう。

しかし、この時くるお客様は、カーディーラーの顧客になりうる層ではないのではないでしょうか?

「子どもが好きそうなキャラクターイベントがやっているから、行ってみよう」

言ってしまえば、この時の親子の視界に入る店舗とは、ショー会場の目印であり、車を買う場所という意識はほとんどありません。


理由2「お金がかからないから」

ここで親の事情にスポットを当てましょう。

子育て世代の大多数は、常にお金に余裕がありません。

個人差はありますが、昨日着られた服が今日きつくて着られない、ということも珍しくない子育てにおいては、服やおもちゃを含む消耗品の購入や食費だけでも多額の支出を迫られます。

一家の家計を預かる主婦(主夫)にとって、節約は一大感心事項です。

言い換えると「お金をかけずに楽しいことをできる」なら、遊ぶ方法はなんでも良いのです。

そこにうまく訴求できたカーディーラーのイベントは良い成果をあげることが可能になります。

逆に言うと、お客様の懐事情を無視したイベントは、当然ながら集客力が弱くなってしまうことでしょう。


理由3「近所でやっているから」

カーディーラーは、地域に根ざした店舗として各地に存在しています。

一般に、キャラクターショーはテーマパーク、遊園地など遠方に行くことでしか鑑賞することができません。

が、地元のカーディーラーがイベントを開いてくれれば「無料で」「交通費もかからず」「近くで」子どもが楽しむことができるのです。

「近所で無料で子どもが好きそうなイベントがやっているから、カーディーラーのイベントに行く」

これがファミリー層が店舗に足を運ぶ実際の理由です。

カーディーラーにお子様向けイベントを見にやってくるファミリー層のお客様は、車やブランドが好きなわけでも、店舗に愛着があるわけでもありません。

仮にイベントが盛り上がったからといって、見込み客獲得につながっていないことも多々あるのです。


お客様のニーズを理解する

イベントが、店舗のファン作りや集客につながっていない可能性があると言われても、ではどのようなイベントでファンを増やせば良いのか?困惑した方も多いのではないでしょうか。

ここで根本的に、お客様のニーズを探りましょう。

お客様のニーズを理解することが、より良い営業活動の第一歩です。

ファミリー層のお客様は、カーディーラーのイベントに何を求めているのでしょうか?


子どものニーズ「おもしろいことをしたい、目一杯遊びたい」

まず、イベントに大人をひっぱってくる立場である、子どもたちのニーズです。

本記事では0歳〜10歳未満の子どもを想定していますが、この年頃は遊びたい盛り。

子どもが育つ過程で「遊び」というものは非常に重要です。

発達心理学によれば、子どもにとって遊びとは、アイデンティティ発見の場であり、自分自身の行動で他人が動くフィールドであり、自分の感情のコントロールを覚える時です。

夢中になって自分が「楽しい」と思える体験をすることで、まだ生まれてきて数年そこらしか経験値がない、世の中のルールを学んだり、自分がどんなものを感じてどんなことができるのか、1つ1つ覚えていきます。

遊びが最高の教育だからこそ親たちも、子どもに健やかに育ってほしいために、遊びを目一杯体験させたがります。

そう考えると、子どもに夢中になってもらえるイベントを成立させるだけで、難易度高く感じてくるのではないでしょうか。


お母さんのニーズ「お金をかけずに、子どもに楽しんで遊んでほしい」

令和の時代になっても、多くの家庭で家計を握っているのは「お母さん」です。

お父さんが車購入に乗り気になっていてもお母さん(妻)の方から、「うちに余裕はない」と、いわゆる嫁ストップが入った経験がある営業マンの方も少なくないのではないでしょうか。

家庭を運営する予算の経理を任された母親の多くは、2つの大きな役割を父親(夫)と社会から任されています。

それは「子どもに元気に育ってもらうこと」と「家庭(家計)を破綻させないこと」です。

このニーズは命に関わるため深刻で、この2点に訴えるイベントを企画するだけである程度の成果が期待できるのではないでしょうか。

また、世の母親の多くが、家事と育児を担当し、かつ仕事もしています。

お母さんとは、ハードワーカーなのです

そんな母親の負担が少なくなるイベント運営を心がけるだけで、「あそこのお店は母親の気持ちをわかっている」と、イメージアップにつながるでしょう。


お父さんのニーズ「子どもと楽しい思い出を作りたい」

出産や授乳の関係から、一時期否応なくお母さんの離職期間が発生するファミリー層にとって、お父さんは経済面での柱です。

子どもと関わる時間が相対的に少ないお父さんたちは、かわいい盛りのわが子といっしょに過ごすことが大きな癒し、プライベートの時間の楽しみとなっています。

しかしその一方で育児の大半は母親(妻)に一任し、育児に積極的に参画していない父親が7割にのぼることも事実です。

そして父親は「子どもが何を好きなのか、よくわからない」という悩みを抱くことになります(ひょっとしたら、あなたも経験したことがある悩みではないでしょうか?)

そこで役に立つのが、子ども連れ参加のイベントです。

「共通の話題」として父子いっしょに参加できるイベントにおもむき、思い出作りが可能になります。

この場合におけるイベントの役割は重要で、店舗はより良い空間・思い出作りのために尽力する必要があるでしょう。

イベントが奥深いものに思えてきたのではないでしょうか。

シングルのお父さんお母さんや、おじいちゃん・おばあちゃんもサポートするより合理的で幸福な生活のために、お父さんとお母さんが2人揃っている必要はない、と言う時代になりました。

シングルマザー、シングルファーザーの割合は年々上昇しており、現代の家庭のうち75万世帯が母子家庭、8.4万世帯が父子家庭というデータが出ています。

また、共働き率が6割を超えている今、祖父母世代、おじいちゃんおばあちゃんが子育てを担っていることも珍しくありません。

このように、「子ども・ファミリー」を入り口として幅広い世代にアプローチが可能であることは、集客の観点から見逃せない事実です。

ではどのようなイベントを開催するのが良いのか?

次の章では、イベント開催に活かせる、各人各様のニーズに刺さるアイデアを紹介します。


カーディーラーのイベントがもっと盛り上がる!アイデア6選


カーディーラーをより特別な場所にできる、もっと身近に感じることができる、イベント開催アイデア6選をご紹介しましょう。

子ども・母親・父親・祖父母世代に刺さるイベントアイデアを、ニーズ別に詳しくご提案します。

ぜひご活用を検討してみてください。


①【実例】ちびっこを夢中にさせる「スマイルパッケージ」でぬり絵&新感覚カーレース体験

弊社、株式会社プレースホルダの商談ソリューションツール「スマイルパッケージ」を活用した実例をご紹介します。

スマイルパッケージとは、センサーカメラ・タッチモニタ・マイクが一体となった箱型の端末。

子どもの三密を防げる新時代のキッズスペースとして、そして知育体験ツールとして注目を集めています。

スマイルパッケージを導入した、BMW正規ディーラー町田鶴川支店様では、子どもが作った車のぬり絵がスマイルパッケージ上動くコンテンツを活用してイベントを開催。

「自分の描いた車が画面上で動く」、夢のカーレースを実現しました。

その他にも、コンテンツの工夫次第で、親子で楽しめるイベント開催が可能です。

詳細はこちらから→https://experience-design.jp/smile-package

  Smile Package|最新技術を取り入れたデジタル知育コンテンツ スマイルパッケージは最新技術を取り入れたデジタル知育体験ツールです。お子さまを飽きさせないコンテンツで、退屈なキッズコーナーが何度でも通いたくなる場所に!キッズコーナーにお悩みの企業担当者様は、ぜひスマイルパッケージをご検討ください。 デジプレplus_ファミリー層が求める店舗体験



②ヒーローに憧れる子どもたちのために「剣術指南の会」

「鬼滅の刃」をはじめとして、子どもたちの間で大ヒットするアニメや漫画の多くには「剣・刀」が登場します。

日本では現在も数多く、古武道や剣術の流派が受け継がれており、大きな神社では神事に剣術の演舞(模擬戦闘)を奉納することも珍しくありません。

地域で活動する武道家の力を借りて、「特別剣術指南」の場を設けてはいかがでしょうか?

といっても、簡単な剣・武具の展示や、稽古の公開だけでも良いのです。

令和の子どもたちが「真剣にさわれる」という機会は滅多にありません。

実際の刀や武具というものは、意外と重くて使いづらいものですが、子どもたちが人の命や、他人を傷つけるということを深く考えるきっかけにもなります。

カーディーラーの広いスペースを活用して、安全性を確保することが可能です。

日本文化を味わうチャンスが少なくなっている現代、貴重な知育の場としてお客様が集まるはずです。


③財布を握るお母さんの心を掴む「FP無料相談会」「お金の教育相談会」

昨今、車の購入に対する忌避感が広まっています。

その理由が「車両費が高額」というものです。

コロナ禍もあいまって、年功序列型の増収も期待できない今、マイカー離れは着実に進んでいます。

「自家用車を購入したい」というニーズが今も根強くあることも事実ですが、何せ「ない袖は振れない」という結論におちいりがち。

逆に言えば、お金のやりくりができれば車を買いたい層もいるのです。

そこでご提案するのが、お金の使い方のプロであるファイナンシャルプランナー(FP)を招いた、節約教室です。

大人向けには、お金の専門家による無料カウンセリングを。

お子様向けには「お小遣いの良い使い方」「なぜスーパーでおやつをむやみにねだってはいけないのか」など、お金の使い方を専門家からレクチャーしてもらえる教室を開催してはいかがでしょう?

「車のセールストークを聞いていただければ、相談料は無料」などとすれば、お客様の金銭的負担なく、店舗にとってはクロージングにつながげられる絶好のイベントになるかもしれません。


④主婦・主夫の味方になれる「食育・育児カウンセリング」

「妻になると、値段が気になる。母親になると、産地が気になる」

という名コピーが以前ありましたが、多くの母親にとって「食べ物」にまつわる子育ての悩みは深刻です。

安全性のみならず、アレルギーも増加していることで、食育は命に関わるものとして重要性を増しています。

しかも育児のワンオペ率は今も非常に高く、多くの母親が重い育児負担に悩んでいます。

育児専門家や食育専門家のカウンセリングサロンに、カーディーラーを1日変身させるのが、食育・育児カウンセングイベントの提案です。

カーディーラーを育児サロンにする試みは、「山形トヨタ」や「ガリバーワオタウン大宮」などで既に実施されています。

シングルマザーやシングルファーザーへの訴求もできるイベントアイデアです。

命をおびやかすこともあるアレルギーに対して、危機感の薄い祖父母世代を巻き込んだイベントに発展させても良いかもしれません。


⑤お父さんのロマンをくすぐる「親子でいっしょに高級車体験」

男性の多くが「車」に大きな愛着や憧れを抱いています。

保育園や幼稚園では、大人が目を丸くするほど車種に詳しい男の子も珍しくありません。

そんな父親と子どもが、カーディーラーのイベントで夢の高級車に乗れるとしたら、どうでしょう?

店舗にとっては覚悟の必要な試乗イベントとなるかもしれませんが、百聞は一見にしかずのことわざの通り、高級車の良さとは、肌で触れ体で実感してこそ虜になるものではないでしょうか。

大人だけでなくお子様も一緒に体験していただくことで、「大人になったら、あの時乗った○○を買うんだ」といった長期的なブランドファンを作ることができるのです。

参加費として、自動車保険に1日加入していただくことで、リスクヘッジを期待できます。


⑥おじいちゃん・おばあちゃんといっしょに「サポカーに乗ってみよう」

2022年度から国では「サポカー限定免許」の交付を開始します。

これは高齢ドライバーでも、「サポートカー」の運転ならば可能とする法改正です。

安全性が高く、高齢社会に即した車、サポカー。

しかし通常の車よりも高額であること、制度の周知が徹底していないことから、多くの企業が機会損失の状態にあるのです。

祖父母世代に、安全性の高いサポカーを体験してもらうために、孫となる子ども世代も巻き込んだイベントを開催してはいかがでしょう?

祖父母世代に制度やサポカーを知ってもらうことで、新車の新規購入につなげることも可能です。

子どもはハイテク機器に興味を抱く生き物ですから、サポカー体験はうってつけのイベント。

子どもたちも、車屋さんのおじちゃんから「サポカーがあっても飛び出しはいけない」など交通ルール啓蒙をしてもらえることで、強く記憶に残ることでしょう。

地域に根ざした店舗としての存在感を、より増すことができます。


まとめ

アフターコロナの世界が到来するまでに一定の不況は避けられない、そのような見解が繰り広げられています。

そんな時だからこそビジネスチャンスを見つけられるものではありますが、カーディーラー店舗も今後、さまざまな営業の工夫を重ねる必要に迫られるかもしれません。

そんな時に立ち返っておきたいのが、「お客様のニーズ」という営業の基礎です。

本記事でご提案したアイデアは、自由に実行に移していただいて構いません。

カーディーラーのイベントで何ができるのか?考え直すきっかけになれましたら幸いです。


参考:

https://gooddo.jp/magazine/poverty/single-parenting/10330/

https://www.oisix.com/shop.g6--column--column39__html.htm

https://response.jp/article/2020/01/27/331102.html

https://www.saitama-kosodate.jp/koryu/spmypage.php?uid=2753

https://gigazine.net/news/20180514-why-children-needs-play/

https://hanakomama.jp/lifestyle/93275/